保険診療の限界

保険診療の限界

1世界に誇れる国民皆保険制度

日本では国民のすべてが平均的な医療を平等に受けられる国民皆保険制度というシステムがあります。
しかし、海外ではこのような健康保険制度が全く存在しない国もあります。
歯が痛くなったら抜歯をし、ブリッジや入れ歯も高額なため手が出せず、歯は抜いた状態のまま、世界にはそのような環境の人たちもたくさんいます。諸々の問題があるにせよ、救急処置から銀歯・入れ歯といった治療まで比較的定額で受けられる国民皆保険制度は、日本国民の健康維持増進に多大なる貢献をしています。

2国民皆保険制度の弱点

その一方で、国民皆保険制度はあくまでも平均的な医療を平等に提供するための制度であり、その優先基準は「より良いもの」ではありません。金歯・セラミック・インプラント・歯列矯正がどれほど良いものであっても、保険は適用されません。それと同じように、より良い歯根の治療法(歯内療法・根管治療)があっても、保険診療では治療を受けることができないのです。

3.保険診療と自費診療の違い

『保険と自費の違いは、治療する部位や詰めたり被せたりする材料の違いだけ』といったことが一番に挙げられますが、それだけでなく治療の時間、治療の質、治療の正確性などを考えて頂き、「より良い治療、より確実な治療とは何か」というところから「将来にわたって、長く快適に過ごすための治療」を受けていただけると幸いです。

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